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コラム「ひび是好日」Vol.66:大垣まつり
2026.05.21
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 大垣の地に移り住んで30年。今では地元民として大きな顔で街中を闊歩していますが、今更ながら初めて大垣まつりの夜宮を見学しました。今年は5/9、10の2日間行われ、7年ぶりの両日好天にも恵まれ、大垣の人口を上回る21万人の人手で賑わったとの事。夜宮のクライマックスは大垣の総鎮守・大垣八幡神社前での13台の軕(ヤマ)による奉納。10年前にユネスコ無形文化遺産に登録されたこともあり、神社前は黒山の人だかり。ラッシュ時の電車内の如く、全く身動きが取れませんでした。
 祭につきものの露店も、その数は圧倒的に多く、昔名古屋に住んでいた時にも色々な祭に出掛けましたが、これだけの数の出店がある祭は見たことは無く、初めて大垣まつりを見に行った時の驚きは今でも鮮明に覚えています。
 徳川家康の時代に「清州越」によってつくられた名古屋。それに対して大垣の地は奈良時代には国分寺が建立され、平安時代には京の貴族がお忍びで遊びに来たというほどの歴史があり、名古屋との歴史の差は1000年以上。これが祭の露店の数にも表れているのかな?と一人納得しながら見る祭は格別なものでした。
 日本全体の人口減と都会への人口流出、この2つは岐阜県にとっても大きな問題であり、それによって祭文化も消滅の危機に晒されているという事実。これを食い止めるために大学で働き、協力会の仕事もしていると言っても良いかも知れません。
 しかし、なぜ露店で売っている物ってあんなに魅力的なのでしょうね?ついつい財布の紐が緩んでしまう大垣まつりでした(笑)