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「ひび是好日」Vol.40:ホームランテラスって?
2025.04.04
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  今年1月に発表された、2026年度よりバンテリンドームの外野フェンスの手前にホームランテラスが設置されるという記事。これによってホームランも量産され、エキサイティングな試合になるとのことで、大変楽しみですね。
 と、ここからはそんな話に水を差すような事になってしまいますが、ホームラン数ってギネスブックにも掲載されている記録です。そして、ギネス記録は同じ基準であってこそ成り立つと思っています。こんなことを書くと非国民?だと思われるかも知れませんが、王貞治選手のホームラン記録も、狭い後楽園球場が本拠地であったからこそ達成出来た記録ではないでしょうか?今のバンテリンドームの広さがあったらどうだったんでしょうか? 野球は純粋なスポーツでは無く、興業に過ぎないというのならば話は別ですが、それを言い出したら、どんなスポーツであれ興業要素はあるので、例えば、試合をもっと面白くするためにサッカーゴールを大きくするとか、バスケットボールのリングサイズを大きくするとか何でもありになってしまうと思います。でも、そんな話は聞きません。100m走などの短距離走などは、スターターからの音の伝わる時間差で有利不利が出来るという事で、どの選手も同じ距離で音が聞こえるような工夫までしてあります。
 と、このように考えていくと、ホームラン数が増えれば面白いという理由でホームランテラスを設置する野球を純粋にスポーツと呼んで良いのか、はなはだ疑問ですが、まあそんなことは気にせずに楽しんだもの勝ちかも知れませんね。

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