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「ひび是好日」Vol.42:三春+αがやってきた!
2025.04.06
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 春分の日を過ぎ、漸く本格的な温かさがやってきました。本当に長い冬だったと思います。でも、それも地球温暖化による偏西風の大蛇行が原因と言われると、手放しで喜ぶことは出来ませんが…。
 福島県に三春町という地域が有ります。その昔NHKの大河ドラマ(独眼竜正宗だったかな?)を見ていた時に三春町が紹介され、東北の長い冬が終わり、暖かくなると一気に梅・桜・桃の花が咲くので、そのような地名になったとのこと。
 毎日、揖斐川堤防を走って大学に通勤をしているのですが、いつもならば2月の下旬くらいから咲き始める菜の花は、例年ならば今頃は春風にそよぐくらいの高さにまで達しているはずなのですが、今年はまだまだ成長途中。梅も漸く見頃を迎えたというのに、先週末からの急激な気温上昇につられて桜も一気に開花します!との予報。
 既に西濃・垂井町の河川では、初夏を誘う鯉のぼりが風に泳ぎ、その向こうには雪を抱いた伊吹山。そこに春を彩る桜・梅・菜の花(桃の代わりです)の3つの春の花が咲き揃い、今年は東北・三春のお株を奪うほどの3つの季節の競演をこの岐阜の地で楽しむことができそうです。
 東北の短い春のような季節の移ろいが、この東海地方でも起きている結果という事で、日本の四季がますます二季に近づいているのかと少々不安は覚えますが、短くても春は春!この良き季節を満喫しない手はないですね。

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