BRIDGE TIMES

　岐阜大学発スタートアップの支援・協業を会則に明記して2年目の今年も、起業された2名の方に講演をお願いしました。1名は名古屋工業大学教授、もう1名は本学の学生という肩書を持つ講演者とチラシに記載をしましたが、中には何故わざわざ他大学の教授を招へいして講演をしてもらうのか？と疑問に思われた方もいらっしゃったのではないかと思います。
　岐阜大学でも起業された先生はいらっしゃいますので、その疑問も致し方ない事かと思います。でも、ご推察の通り（というか既にご存知の方も多い？）、この二人は親子です。今回はその事実をサプライズとした講演会にしました。親子であることは講演の最後に行ったトークセッションで明かし、それぞれ独立した起業家として親子間でどのような話をするのか？とか、お互いに絶対に敵わないと思う点はどこか？など色々と質問をさせてもらいました。
　このコラムを読んで、今回の講演に興味を持っていただいた方には動画を配信させていただきますので、是非下記アドレスまでご連絡ください。
　【連絡先】：ccr-jimu@t.gifu-u.ac.jp
と、ここからは私が感じた事。この親子（父と娘）はとても似ていました。風貌ではなく、性格。お互いにここは敵わないと思っているところが、娘は「父の、危険を顧みず被災地に乗り込んでいく勇気」と言い、父は「娘の、リスクを顧みずに新たな事にチャレンジする勇気」と言う。二人とも敵わないと言いつつも本質は同じ。
　この二人は一卵性親子（父娘でそういう言葉が正しいかは甚だ疑問ですが…）？と思うくらいに似ていて、同じく娘を持つ身として、ちょっと羨ましくなりました。
　北川親子が起業家として、これからも切磋琢磨していく姿が目に浮かびます。